3月7日に行われた、タイトルのセミナーに参加してきました。
LINE公式の様々な活用成功事例に触れたい、そしていつもパワー満点な冨田さんに刺激をいただきたいという思いでお申込みしました。
セミナーの感想や学びをまとめていきたいと思います。
冨田さんをZOOMにて拝見するのは久しぶりでしたが、そのお人柄というか、魅力とエネルギー溢れる人間味はご健在でした。
セミナー内では今までの冨田さんの会社がサポートしてきた中から、以下の8つの事例を紹介していただきました。
※中にはジャパンパシフィックマネージメント様HP「事例紹介」に掲載されているものもありますので、後ほどそちらもご覧くださいませ!
①整形外科(広告からコンバージョンまでの流れの重要性について)
②北海道ジャガイモ農家(ジャガイモだけでなく、感情的な価値を販売すること)
③魚屋(魚だけでなく、販売されるまでの過程を発信して共感を生む。感情的な価値を販売)
④議員(見込み顧客とのコミュニケーションを最重要した施策)
⑤ホワイトデンタルクリニック(シナリオの工夫で相談予約を促す)
⑥ジャパンパシフィックマネージメント(ターゲットが好む診断コンテンツを作成し教育、人に教えたくなる工夫をプラス)
⑦シャンプー販売業者(診断コンテンツの結果に応じた商品の訴求)
⑧酒類販売業者(イベント来場者に拡散の呼びかけ→数日で半年分の商品が品切れ)
以上を紹介していただきました。
今見ても盛りだくさんですね、、、
以下に、印象に残った箇所や学びをまとめていきたいと思います!
セミナーの学び
セミナー導入部分
セミナーを温めることも上手な冨田さん。
私もセミナーを開催しているので非常に勉強になりました。
セミナーを開催する際、セットアップという概念が大切になります。
要は準備ですね。これを行うことでセミナー参加者がセミナーの受け方を理解し、より積極的に参加してくれたり、約束事を守ってくれるようになり、セミナーの講師、参加者お互いがより実りの多い時間を過ごすことができます。
「セミナーは受けるだけではだめ。実践にしか意味はない。」
「インプット1割、アウトプット9割」
「せっかく自分の時間を投資するので、アウトプットして学びを深めてほしい」
と初めに話してくれました。
本当にそうですよね。私もこの言葉を聞いてその意味を強く再確認できたからこそ、今この記事を書いています。
インプットとアウトプットの割合について、以前読んだ「アウトプット大全 樺沢紫苑」には「インプットとアウトプットの黄金比は3:7」と言われていました。
それを圧倒的に上回る数字である。笑
でもこのくらいの意識がちょうどいいと思いました。
どうしてもインプットに偏ってしまうところがあるので😅
アウトプットすることで人は学びます。
インプットは冨田さんの言う通り「自己満足」にすぎなく、アウトプットして初めて成長につながります。
学習については以下の画像を参考にするといいです。
また、LINE運用のフレームワーク、というものも紹介されていていました。
LINE運用は、
友だち集め(認知・LINE誘導)➡コミュニケーション(顧客教育)➡セールス(行動喚起)
に集約される。
それぞれをイメージ・シュミレーションし、どこがボトルネックになっているかを見極めることが大事です、と話されていました。
シンプルですが、ここをじっくり考えることが本質だな、と思いました。
セミナーに入る前段階で学びがたくさんですね!
私のセミナーにも生かしていきたいと思います。
それぞれの事例から学んだこと
整形外科
整形外科の事例では、広告からコンバージョンまでの流れの大切さを教えていただきました。
この流れを一貫性をもって作りこむこと。そこにノイズを入れないこと。
そしてしっかりとリマインドを入れることで、ノーショーやドタキャンを未然に防ぐことを学びました。
ジャガイモ農家
北海道ジャガイモ農家の事例では、ジャガイモという商品そのものだけでなく、感情的な価値を販売することの重要性を学びました。
そのために、なぜジャガイモをプレゼントとして送るのか? その価値とは?ということをしっかりと友だちに向けて教育すること。
ジャガイモを購入してプレゼントすることでどんないい未来が訪れるのかを伝えることで、一度買ってみようと思ってもらうこと。
(この一度買ってもらう、というのが難しい。個々の壁を越えたい。)
またブランド力は「見込み顧客に無駄に迷いを与えない力だ」というお話もなるほどなと思いました。
まさに風邪をひいた時は「〇カリスウ〇〇ト」買いますもんね。
他にも、クライアントの要望・課題からどうすればもっと売れるのか?を考えることが大事で、鵜呑みにすることは危険、というのは学びになりました。
パレートの法則、センターピンを考える、というやつですね。
いかに少ない労力でより大きな効果を生むことができるか。このアイディア力を生む出す能力を身に着けたいと思いました。
良いアイディアを出すには共感、ストーリーがキーワードと思いました。
魚屋
魚屋の事例でも、ストーリーの重要性が語られていました。
例えば、この魚が顧客に届くまでのどれだけの手間がかかっているか、どんな想いで仕事をしているのかなどを伝えていくことで、顧客の共感を生み、購入につながる。
そして人はV字回復が好きで、挫折経験がない人はモテないとも冨田さんはおっしゃっていました笑
でもそれは本当にそうだと思いました。自身の大変だった、苦労したストーリーも随所で出していきたいと思いました。
業界の常識は世間の非常識。これを肝に銘じて、発信をしていかなければならん、と思いました。
国会議員
議員さんの事例では、見込み顧客とのコミュニケーションを最重要した施策が語られていました。
LステップやチャットGPTなどの便利なツールがどんどん生まれる現代で、価値が相対的に高くなるのが自動化ではなく個別でのやり取り。
このアカウントではもちろん自動で問題ないところは自動で、そして価値のある顧客とのコミュニケーションは個別で行われており、メリハリが効いた運用法になっています。
話は飛びますが、冨田さんの先輩社長さんが言っていた、
「応募者を募る時には、備考欄に一言書いてある奴から取れ!」
は勉強になりました。
確かに熱量が出るところですもんね。
ホワイトデンタルクリニック
ホワイトデンタルクリニックの事例では、シナリオの工夫で相談予約を促していました。
数か月続くシナリオの中に、反応率の高い友だちに短いテキストのメッセージを入れ、そこから個別相談に。
自動で見込み度の高い人をあぶりだし、そこに全リソースを集中させる。
まさにLステップの得意なところ!
ここでは「反応獲得」という数値目標を設定しているようです。なるほどなぁ。
ジャパンパシフィックマネージメント
ジャパンパシフィックマネージメントでは、ターゲットが好む診断コンテンツを作成し、人に教えたくなる工夫をしているとのことでした。
以前に私もやったことがありましたが、ドラクエ風の診断コンテンツなんですよね。笑
私もドラクエ大好きなのでおぉ~!と思った記憶があります。
自分でもそんなコンテンツが作れたらなぁとか考えていたので。考えるのが大変で止めましたが。泣
ここで大切なこととは、「ついつい人に教えたくなるものを作る」こと。
人はやっぱり売られることに抵抗があるもの。でも教育は必要。
このニーズを満たせる可能性がある診断コンテンツ。
作っておいて損はなさそうですね!
シャンプー販売業者
シャンプー販売業者の事例では、診断コンテンツの結果に応じた商品の訴求をしているとのことでした。
まさにLステップの得意分野です。
ここでは売れないビジネスマン、売れるビジネスマンについて言及されており、非常に勉強になりました。
売れないビジネスマンは「まず勧める」
売れるビジネスマンは「まず質問する」
という違いがあるそうです。
確かに、相手について何もわからないのに、勧めることはできない。
でも人は専門外の分野については分からないことが多いので、おすすめしてほしいという欲求がある。
なのでまず質問して、その人のニーズや志向をくみ取ってから、「では、あなたにはこれがおすすめです」と言ってあげる。
こう言われたら買いたくなるよなぁと。行動心理学だなぁと。そう思いました。
確かに占いもおんなじ原理ですよね🤔
酒類販売業者
酒類販売業者の事例は、イベント来場者に拡散の呼びかけをしたことで、数日で半年分の商品が品切れになったというアンビリバボーな事例でした。
「大規模なイベントが行われるので、参加者に商品を拡散してもらいたい!」
ではどうしよう??をしっかり考えて、成功するべく成功したのだなと思いました。
例えば、xやinstagramで参加者が投稿する際に、
「どのように投稿するか」「理想的な投稿は」「投稿したくなるようなやり方」
を事前にシェアしていたと言います。
これは他の飲食店の場合でも拡散してもらいたい際には使えると思います。
また引き出しが増えました。早速どこかで使わせてもらいたいなぁ🤔
私は仕組みに注目が向くたちなので、「投稿したくなるようなやり方」をお伝えすることに惹かれます。
強制的なやらされ感ではなく、本人たちが「やりたい!」と思ってもらえるような工夫を考え出したいものです、なんにおいても。
終わりに
セミナーの終わりに、参加者からの感想を一人ひとり読んで、それに対してコメントしてを永遠にされていて、ぱっぱぱっぱと回答していく様子を見て自分もこうなりたいと素直に思いました。
それは今までの経験と知識があって初めてできること。
チャレンジして、いろんな経験を積んでいきたいですね。
その中で印象に残った、今の私に刺さった冨田さんの発言は
「同業他社との差別化に悩むより、自身の見込み顧客の勉強をしている」
「見込み顧客に対して、サポートなど商品の価値の教育をしっかりする」
「成果をクライアントに出させるコツは、すでにうまくいくリソースを持っている方を選ぶこと。」
「自身が買い物をするとき、なぜこれを買うのかを常に考えるようにしている。」
「そしてそのフローの中に穴場がないか常に探す。」
というところです。
下2つは私の
「冨田さんは日頃どんなことを考えているのですか?」
という質問に対しての回答ですね。
最初は
「モテるためにはどうすればいいかを考えています!」
と言われ、だから恋愛や女性に絡めたたとえ話が多いのかぁと納得したのですが、それは冗談ということで後でちゃんと教えていただきました笑
だいぶ長く書いてきましたが、ここら辺で終了したいと思います。
それだけ学びのあったセミナーだったということです。
記事の始めにも書いた通り、「よく学んだな~!」ではまったく意味がないので。
実践に落とし込めるチャンスがないか貪欲に探していきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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